夏に行くホットヨガのメリット!
2015/11/24
夏にホットヨガ・・・想像するだけでも吐き気と汗がでそうなフレーズですね。。。
でも、夏でもホットヨガスタジオは当然やってますし、通っている人もたくさんいます。
夏だと自然に汗かくからそれでいいじゃん!なんて言っている女子は、汗の質というものをお勉強しておきましょう。
汗は汗でも種類があるんですよ!
汗を操っている人間の機能は自律神経ってやつです。
自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。
引用元;タケダ健康サイト
自律神経は心臓を動かしたり、体温を調整したり、自然に呼吸をしたり、、、とにかく人間が無意識にやってることはほとんど自律神経のお陰なんです。
そんな自律神経にも交感神経と副交感神経っていう2種類があることがわかると思います。
そう!実は汗の質もこの2種類が深く関わっているんです。
そもそも交感神経と副交感神経にはこのような違いがあります。
交感神経は、「労働・闘争・運動・興奮・緊張感・恐怖感・危機感」等の時に働きます。
副交感神経は、休む・眠る・くつろぐ・内臓が動いているとき・安心感・等リラックスの時に働いています。
引用元;日本自律神経研究会ココカラ
この正反対の性質を持つ交感神経と副交感神経…
この2つがどう関係しているのか。
まず、汗をかく時って熱い時にかきますよね?
それともう一つ、緊張の時にも汗をかくとおもいます。緊張で汗をかいたことがないっていう人も無意識のうちにでているんです。
緊張の時にかく汗は交感神経っていう種類の自律神経が優位な状態。つまり、交感神経で汗をかいています。この汗はとても質が悪い汗なんです。
要は不健康な汗ってことですね。
冷や汗=悪いっていうのは交感神経のせいでかいてしまっている汗だからなんです。
でも日常生活の中で大なり小なり悪い汗っていうのはかくものなんですが、ホットヨガの場合は副交感神経による汗がほとんどなんで質の良い汗になります。
副交感神経っていうのはいわゆるリラックス状態なんです。
リラックスした状態でかく汗は質が良い汗って医療的にも言われており、半身浴の時の汗だったり、すやすやと寝ている時にじんわりかいている汗だったりします。
で、夏は暑いですよね?どうしたって汗をかいてしまいます。その汗は良い汗なのか?悪い汗なのか?ってことです。スポーツや体を動かしているときにかく夏の汗は基本的には質の良い汗です。
でも。暑い~ってイライラしながらかいている汗は質の悪い汗なんですよ!これが夏にホットヨガでかく汗の意味合いです。夏だからどうせ汗をかくと思っていますが、汗の質を考えると、暑さに苛立って出てくる夏の汗っていうのは質の良い汗とは言えないんです。
暑い夏にホットヨガで汗をかくことで効率よく質の良い汗を流すことが出来るってわけ!
夏場は温度差の変化にも要注意!
また夏は空調などによって温度差が激しくなってしまいます。
特に空調が普及している現代では大きな問題になっているようです。
激しい温度変化にさらされると、自律神経は乱れ様々な症状(自律神経失調症)も現れることに。
自律神経失調症は主に交感神経が優位に働き、副交感神経がうまく機能しなくなることなんですよね。
本来リラックスするべき時に副交感神経が機能しなければ体は休まる時間がなくなってしまい、ストレスは貯まる一方。。。
極端な話、交感神経が優位に働いてしまっているということは、いい汗もかけないということ!!
交感神経・副交感神経がバランスを保ち、なおかつ副交感神経がやや優位に働いている時にいい汗はかけるのです。
ホットヨガには高いリラックス効果やストレス解消効果が有るとされています!
ヨガはもともと精神と身体の安定やバランスを整える為に始まったものですから、ヨガ本来のリラックス効果で副交感神経がうまく機能♪
つまり夏場は誰でも交感神経が優位に働きがちになってしまっている!
なので夏場にホットヨガに行くことでリラックス効果を得、副交感神経に働きかけ質のいい汗をかく!
これが最適なんです!
夏場は誰でもイライラします。
室内に入れば冷房が聞いていて涼しいから外に出たくない!
でも外に出ないといけないし、外は暑いですし、ベタベタするし…
あぁーもうイライラ!!
これと同じように、自律神経もダメージを感じています。
このダメージを解消するためにも夏場にホットヨガ!おすすめします♪